「マクロビアン」の由来
マクロビオティックの実践者を「マクロビアン」と呼ぶのを耳にしたことはありませんか?実はこの言葉は、私たちから生まれたものなのです。
1985年、マクロビオティックの実践と普及活動を始めた私たちは、マクロビオティックを実践する人同士や仲間たちの情報交換、意見交換のために、月刊小冊子の発刊を始めました。その折、「マクロビオティックを愛好し実践する人々」のことを呼ぶ言葉がないことに気がつきました。
そこで"マクロビアン"という造語が私たちの小さな事務所で生まれたのです。それ以来、私たちの雑誌「パスニュース」、「マクロビアン」の中でこの言葉は使われ、活動拠点となる私たちの山の家にも「マクロビアン」と名前をつけました。
また、ヨーロッパの伝説で、1000年生きた人々のことをマクロビアンと呼んでいたことを後になって知りました。
「お粥パン」の誕生
玄米粥を使ったパン「お粥パン」も、マクロビオティックのレシピ集などでよく目にすることと思います。
1980年代、私たちはいろいろな活動の中で、玄米を食べない子供、食べたくない子供、飽きてしまった子供にたくさん出会いました。玄米パワーが身体に必要なのに、そうできない子達です。そこで、どうにかして食べさせる方法はないかと考えた末に誕生したのが、お粥パンなのです。
丁寧に炊いた玄米粥につなぎ程度の小麦粉を混ぜてふっくらと焼いたお粥パンに、彼らは歓声を上げて喜びました。このお粥パンは、食箋、日常食、嗜好品、これらの合体作品として随所に使えました。ですので、作り方を多くの人に伝えていきました。
お日様、土さん風さん水さん
セミナーでいつも唱える食前のことば「お日様、土さん風さん水さん、おいしいご飯をありがとう・・・・」は、我が家の子供たちが小さい頃、子供でもわかる楽しい感謝の言葉をと、家族で考え出したものです。
以来20数年、セミナーでも健康学園でも変わらず唱えてきました。
数年前、我が家に遊びに来た小さな男の子が言いました。「宙八おじさん!とてもいい言葉があるんだよ。教えてあげるね!」と高らかに唱えたのが「おひさま、つちさん、かぜさん、おいしいごはんをありがとう・・・」でした。
彼は私たちが作った言葉だとは知らず、また私たちも「いい言葉だねえ!君はえらいねえ」とだけ言いました。
私たちが大好きな言葉に「Pay Forward 」(ペイフォワード)というのがあります。見えないところで、信頼できる何かが、チェーンのようにつながり広がっていく社会は、健全で暖かいと思います。これからも何をペイフォワードできるか、楽しみです。皆がそれぞれの位置で、互いにできるといいですね。
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