白砂糖の摂り過ぎは身体に良く無い、というのは多くの人が知っていることだと思いますが、ではどのように身体に対してリスクがあるのかということを書いてみます。

①身体にとって必要な栄養が含まれていない
白砂糖は真っ白で、精製していく過程でビタミンやミネラルなどの微量栄養素を失っていきます。黒砂糖などはミネラルなども入っているのですが、精製してしまうことで身体に必要な栄養素は無くなってしまいます。

②身体から必要な栄養素を奪ってしまう。
そして砂糖は酸性食品で、その白砂糖が大量に身体に入ると中和するために体内のミネラル分を使います、その時に多く消費されるのがカルシウムです。
白砂糖を多く摂ると中和するために、体内の骨や歯に蓄えているカルシウムを使うので、その結果カルシウム不足になってしまいます。
また糖類が体内で分解される時にはビタミンB1が必要となり、白砂糖にはビタミンはありません。ですので、ビタミンBの摂取量が少ないと欠乏症を起こして、うつ・疲労・貧血・頭痛などの様々な症状を引き起こします。

③血糖値コントロールが出来ない
また、白砂糖は精製されているため、血中に取り込まれるのがとても早く、血糖値が急激に上昇します。そうするとインスリンが大量に分泌され、今度は低血糖を引き起こします。
低血糖が続くと、今度は血糖値を上昇させようとアドレナリンが放出されます。
アドレナリンは興奮すると大量に血液中に放出されるホルモンで、アドレナリンが出過ぎると、思考力が減退し、集中力が無くなり短期でキレやすくなります。
大量に糖分を摂り過ぎていて、インスリンが分泌されなくなってしまえば、糖尿病になってしまいますし…。

④中毒性が高い
甘いものがやめられない人は多くいます。
肉体的には不要な白砂糖も、精神的には満足度を与える栄養となります。血糖が増えると幸せホルモンであるセロトニンが分泌されたり、リラックスした状態でα波が出て、強い鎮痛作用と多幸感が出てきます。
でもその効果がずっと続く訳ではなく、切れてしまうと反動で落ち込んだり・憂鬱な気分になったりします、そしてまた白砂糖が欲しくなる…
白砂糖が「白いドラッグ」とも言われるのは、その常習性と中毒性の高さからです。

甘いものがダメ、糖がダメというわけではなく「精製された白砂糖」が良くないので、黒砂糖や甜菜糖、はちみつやメープルシロップなど自然由来の優しい甘味料もたくさんあります。

僕は子ども時代にはカボチャまんじゅうや、焼きリンゴ、などが大好きでしたが、どれも素材のみの甘さ(少し塩を加えるぐらい)ですし、それで十二分に満足できます。
先日、ちょっとタイ焼きを買って食べたのですが、なぜにあんなに甘くするのかが未だにナゾです、あの甘みがフツウなのか…と。
ファストフードで味が濃いのに慣れ、お菓子の甘みにも慣れ、もっと濃いものや甘いものが欲しくなるというのは完全に身体にとっては悪循環です。

本来の身体は素朴な素材の甘さで十分に満足できるものです。
その味覚を普段の食によって鈍いものにしてしまっていて、より濃いもの甘いものというのはとても損をしてしまっています。

半断食では3日もすると味覚はかなり敏感になり、ちょっとした甘さで感動できますし、甘さ依存をしている人も半断食をきっかけに抜け出せることは多いです。
それは特別な事では何もなく、自分本来の身体の状態に戻れれば誰でも感じられるものです。
白砂糖を完全に避けるのは難しいのかもしれませんが、極力減らして行くことは自分の身体にとってはとても重要です。
よく食べていて不調を感じる人は、加算法ではなく、白砂糖を減らすという減算法で考えれば自ずと身体は元の状態に戻って行きます。

写真はよくあるものですが、これぐらい白砂糖が入っているんだなあ、と。
※マックはチョコレートシェイク(そりゃ入ってそうなものですが…)

食べなくても全然平気という人は良いですが、もう食べないと耐えられないとなってしまう人はぜひお気をつけください。

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