こんにちは、きおまです。
今日は春本番ですね〜。
消費税が上がる直前、給料が変わる時期、ということもあり経済にも興味が出る頃ですが、今日は経済と食、健康の格差について書きます。

経済の格差が拡大している、と言うと、多くの人が同意できるのではないでしょうか。日本も昔の「一億総中流」の時代などはとっくになくなり、非正規・低賃金の人口が増える一方で、富裕層も増加しており、経済の格差は広がってきています。

同時に、食についても格差が広がってきており、これは今後ますます拡大していくものだと思います。

そして経済格差と食の格差は比例しており、悪循環を生み出してしまっています。

特に米国ではその格差が顕著になっています。

米国人の36%の人たちは肥満体です。これは情報としても知っている方も多いでしょうが、同時に米国人の15%の人は飢えています、そしてその層は重なっています。

経済格差がそのまま食と健康の格差となって、しかも定着化してしまうような構造になっています。
「低賃金・長時間労働」の仕事になると、お金と時間の余裕が無くなります。そうすると野菜よりも安く、しかもそのまま食べられる、ファストフード・加工品・インスタント食品が多くなります。

しかしこれらは高カロリーで・低栄養、しかも添加物も糖分も塩分も脂肪分も非常に多い割合が高いです。
これらを多く摂取することで、肥満になり、かつ栄養不足という状態が起きてしまいます。
さらに、糖尿病や高血圧などを発症する危険性が高まり、医療費が高額になるため、より食費にはお金が掛けられない、その結果ファストフードや加工品、インスタント食品が多くなる…という悪循環に陥ります。

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同時に、教育の部分でも格差が広がって来ると、ファストフード、インスタント食品、加工品などがどのような影響を与えるのか知らないまま大人になります。
知らないのだからもちろん減らすわけもなく、気づいたら肥満・生活習慣病というようになってしまいます。

こういった「肥満なのに栄養失調」というのは、低所得者層に発生しやすく、「先進国型貧困」といわれて問題になっています。
これらは抜本的に食の教育、フードリテラシーを高めていかないとなかなか解決しない問題です。
アメリカでは、これらの問題が大きくなりすぎたため、ショック療法となり、食に対する意識は大きく変わろうとしています。

そこから考える日本の食と健康の意識はどのようになっていくでしょうか。

日本人は、アメリカ人に比べると食の意識も高く、肥満や生活習慣病も少ないです。
とはいえ、生活習慣病などは増加の一途を辿っていますし、添加物、ファストフード、加工品などは安全なものも、危険なものも含めて多く出回っていて、自分たちで見極めるのも大変ですし、気にし過ぎてストレスが溜まり過ぎてもかえって良くありません。

今後、グローバル化はますます進みますし、TPPによって、日本の小規模農家が打撃を受け、大量生産の画一的な食べ物が多く輸入されますし、それに農薬の問題や遺伝子組み換えといった大きな問題も含まれています。

またアメリカで健康志向が強まると、ファストフード、加工品、インスタント食品の企業はアメリカ以外の国に目を向けます。
そうなると、日本により多くのファストフード、加工品、インスタント食品、などが入って来る可能性もあります。

より情報が複雑で分かりにくくなる状況になってしまうかもしれません。

その場合、自分で情報を全部手に入れて、野菜も含む食品を全部自分で探して買う、というのは今以上に大変な状況になるかもしれません。

信頼できる人や企業の情報を手に入れる、信頼できる人や企業から買う、といった「信頼」で繋がって行くことがより重要になってきます。

マクロビアンとしては、食と健康に関する情報を引き続き発信していきたいと思いますし、「コレが良い」「アレが悪い」というものだけではなく、様々な情報をお伝えしたいと思います。

また直接会った農家さんや信頼できる食品を販売している企業などとの連携もしていきながら、繋がりがある人たちや、縁のある人たちが、安心して、また健康で楽しくいられる状況を作ることができればと思っています。